福井に帰ってから、

アラサーという自分の年齢もあると思うけれど

こどもと接することが多くなった。

 

どこに行ってもこどもを見かけるし、

友人たちの集まりでもこども、こども、こども

 

しょっちゅうこどもと遊んでいる。

小さい友達がたくさんできた。

たのしい。かわいい。

あーにくたらしい。でもかわいい。

 

東京・名古屋で暮らしていたころは、

周りに独身が多かったこともあって

ここまでこどもが身近じゃなかった。

 

同僚のこどもたちと接する機会ってのも

そうそう無かったしねぇ。

 

でも福井に帰ってからは、

少子化ってなんだっけ。。みたいな。

福井だから、なのかなぁ。

いや、暮らし方、働き方が変わったからか。

 

会社勤めをしていると、

(そういう仕事をしていない限り)

こどもたちと全く切り離されてしまうけど、

福井に帰ってきて、

世界はこんなにも生きることで満ち溢れている

ということにようやく気づけたような。

 

逆に、、、どんだけ仕事人間だったんだよ、っていう。

 

山登りや旅にわざわざ行かなくても、

地域とか、家族とか、そういう中で生きてるって実感できている。

(もちろん山登りも旅も行きたいんだけど)

 

地域の小中学校、高校の登下校を見守る毎日。

 

こどもが身近にいる生活って、本当たのしい。

こどもの目線が面白い。

 

**********************************************

 

福井に帰ってから、

季節の移り変わりも色濃く感じるようになった。

 

春には桜。

梅雨には紫陽花。

夏になったら視界は緑に覆い尽くされて、

秋は田んぼが黄金色。

冬は雪。

 

季節のかけらを拾い集めるたのしみ。

意識しなくても十分目に入ってくる。

 

**********************************************

 

生きるちからに囲まれて、

まいにち、たのしいなぁ。

 

自分語りに飽きてしまった。

雑誌、インターネット、新聞、TV、
その他もろもろの取材を受けたり、
いろいろな人が、たくさんの人が
「話を聞かせて欲しい」と訪ねてきてくれて、
自分のストーリーをさらけ出してきた、約1年。

何度も何度も、同じ話をしているうちに
停滞感を感じるようになった。
話をしていても、自分がつまらない。
聞いている相手は乗ってくれているときも多いのだろうけれど、
自分が自分に飽きてしまった。

アウトプットばかりで、インプットできていない。
直面する現場の、毎日の、ライブ感を大事にしたい一方で、
じっくりと考える時間をとれていない。



ある講演のオファーを受けた。

自分には身にあまるお相手方だと思ったけれど
「それでもいい」と言ってくださったから引き受けることにした。

ハテ、そこで何を話そうか。

上のような理由から、すこし途方にくれてしまっていた。
テーマをいただいたものの、あまり乗り気のしない内容である。
(タイトルがそもそも超絶ダサい。)

まあ、それは置いておくとして、
自分がつまらない話をしても、聞いている人はつまらない。
ダサいからといってディスるだけでは話が進まないし、
よく知らないものに対して提言するのもむつかしい。

困り果てて、すこし年上の友人に助けをもとめた。

「自分の話に飽きてしまう」という現象は、
誰にも起こることらしい。

生々しい経験や現場での感覚を積み重ね続けても、
それは自分の中だけでのことであって、
周りのみんなと共有できるレベルではない。

そういった、自分の中でごった煮になっているものを
ひとつひとつ整理して共通点をみつけて
外の世界とつなげていく。

いま、こういう機会を得ていることは、
みんなが共有できる「学び」にできるよう
消化(あるいは昇華)するタイミングなんだと
改めて思えた。



自分の先を走っているメンターがいて
とても心強い。

霧がかかっている中を、
手を引いて、あるいは背中を押して
導いてもらえる感じ。

今回どういう話をするのか
まだまとまりきっていないけれど、
よくよく構成を考えて取り組んでみようとおもう。



sakiko:)
 

先日、カメラマンのRuiちゃん(http://www.cocoon-photo.com)に誘われて、石川県羽咋市コスモアイルでのイベント 宇宙・愛・音楽 虚空の音〜あめつちのはじめ に行ってきた。友だち5人でショートトリップ。

ミュージシャンの細野晴臣さん、理論物理学者の佐治晴夫先生、羽咋市の公務員であり僧侶でもある高野誠鮮さん、などなど豪華すぎるメンバーが揃っていて、ライブもトークもたいへんおもしろく興味深かった。
その中でも「脳はバカ、身体は天才」、生き物は宇宙によって「そういう風に」「完璧に」デザインされているということを、佐治先生が仰っていたのが一番心に残っている。

それらしく、そうあること。

「自然はぜんぶしっている」と旅をする中でも感じていたことだったが、ちょうど今、DIYで自分が生活する場所の床を直していて、感じたことでもあった。

床の台となる部分をホームセンターで買ってきた木で組んでいたとき、最初は乾燥の過程で曲がってしまった木(たぶん)をできるだけまっすぐにして設置しようと頑張っていたのだけど、

て、いうか、これ、曲がったままの方が無理がないや

とふと感じる瞬間があって、力ずくでまっすぐにすようとするのを止めて、曲がったまま固定するように方針転換したのだった。(水平はとったけど)

このイベントの帰りみち、みんなで食事をしていたとき、あわら(坂井市)の梨農家のおばあちゃんの木の剪定の話を聞いた。友だちは、そのおばあちゃんに梨の栽培を教わっていて、剪定日の前日にやり方を教わったらしい。でも当日になって梨の木を前にしたら、うまくできない。一方でおばあちゃんは彼の3〜4倍速いスピードで剪定していく。
おばあちゃん曰く「梨の木が育ちたいように、それを妨げないように切る。梨の木を見れば自然とわかる。」

その翌日フェイスブックのタイムラインに流れてきたのは、ある友人が暮らす古民家の庭にある木々を、池田町の米農家、伊藤さんに剪定してもらったという話(この友人と伊藤さんのことは以前記事にしたね
その伊藤さんも、梨農家のおばあちゃんと全く同じことを言っていたという。

そのさらに前、先月プレオープン中に泊まった京都のホステルLenの空間を作った大工さんからも、同じエッセンスを受け取った。
「木をよく見れば、その木にふさわしい場所がわかる。」


その道の達人は、きっと同じところにたどり着く。
それがどんな道であったとしても。

極め付けは今日の上田みゆきさんのイベント「あらためて四季のたからもの」。
墨×音×花 みゆきさんのライブパフォーマンスに、ケイさんのシンセサイザーと、岸本さんの二胡。それから岸本さんの生花。
これまたスーパーかっこよかった。
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「春のおとづれ」と題されたこのイベント。おとづれはもちろん「訪れ」であり「音連れ」ということでもあるんだろう。心地よく、あたたかく、力強い音に連れられて、引き込まれていった。何かが起こりそうな予感に包まれた空間が、ライブを通して春を感じる心ときめく空間に変わっていった。
和紙、花、陶器、など、有機的な生き物たちを扱った営みは、「そのものに寄り添う」ことなしには成り立たない。最後に参加者の方から「ありのままであること、ありのままを受け入れること、は難しいことかもしれないけれど、相手に寄り添うことでそれが可能になる」という言葉があったけれど、本当にそうだと思う。同じ方向をみること。

ここまで根っこが通じる話がわたしの前に現れてくるということは、たぶん今の私に必要なメッセージってことなんだろう。こころに刻みつけられた。すぐにはそうなれなくても、気付いているだけでいい。

わたしたちみんな、まわりから何かをもらって生きている。
この世界の機微を、ふくいで、四季を感じながら生きていきたい。

sakiko:)


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